プロポリスはリウマチに効果があるのか

リウマチの原因

主に関節、関節周囲の骨、腱、筋肉などに腫れや激しい痛みが生じる病気をリウマチと呼びます。 痛みが生じる原因は、関節が炎症を起こしているからです。

炎症を起こしたまま放置すると、軟骨や骨が破壊されてしまい関節機能が損なわれ、関節が変形することもあります。 他の関節の病気との大きな違いは、関節を動かさなくても痛みが生じることです。 また、腫れや痛みだけでなく、発熱、倦怠感、食欲不振などの全身症状も発症します。

リウマチの原因はまだ解明されていないことが多く、現段階では免疫系の異常とされています。

本来免疫は、外部から侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃、破壊、排除する働きを担っているのですが、免疫に異常が生じると、細菌やウイルスではなく自分の健康な細胞や組織を攻撃してしまうのです。 これによって炎症が生じ、上記でも述べたあらゆる症状を引き起こします。

プロポリスがリウマチの進行を防ぐ

プロポリスがリウマチに効果があると期待されている理由は、プロポリスが持つ抗炎症作用にあります 千葉科学大学薬学部の研究グループは、プロポリスが抗炎症活性を有することから関節リウマチの炎症症状にも改善効果を示すかどうかを実験しました。

実験内容は、関節炎モデルを3グループに分け、それぞれに、通常食、通常食にブラジル産プロポリスエキスを6.7 mg~20mgの割合で混ぜたものを摂取させました。 その結果、プロポリスエキスを摂取したグループは、摂取しなかったグループよりも、試験期間中の関節炎スコア(関節炎重症度)が一貫して低いことが明らかになりました。

さらに千葉大学の研究グループは、プロポリスによる関節リウマチ進行抑制のメカニズムを調べるため、免疫に関わる脾臓細胞における「サイトカイン」の産生量を測定しました。 サイトカインは情報伝達に関わるタンパク質です。

研究によるとリウマチを起こしている関節には炎症を促進する炎症性サイトカインが異常に多く生産されていることがわかったそうです。 プロポリスエキスを摂取したグループは、炎症性サイトカインの一種であるインターロイキン17の量の低下が見られました。

以上の研究結果から、ブラジル産プロポリスの摂取によって関節リウマチの炎症症状は軽減し、症状の進行も抑制されることがわかりました。

このように、プロポリスを継続的に摂ることでリウマチの症状を緩和することができます。 リウマチに悩まされている方は、一度プロポリスを試してみてはいかがでしょうか。