やけどにプロポリスは効くのか

やけどにプロポリスが効果的な理由

やけどを負うと皮膚が赤くなりヒリヒリした痛みを生じます。 その理由は、皮膚の表皮が損傷するからです。

通常であれば、やけどを負った後すぐに冷水で冷却するという処置をとれば5日程度で治ります。 しかし表皮の下にある真皮にまで損傷を受けると、赤みや腫れ以外に強い痛みに加え水ぶくれもともない、完治までに時間がかかります。

やけどを負った皮膚を早期回復するためにはやけどによって生じた炎症を抑えることが重要です。

プロポリスがやけどに効くといわれている理由は、プロポリスが持つ抗炎症作用にあります。この抗炎症作用によって、炎症によって起こる赤みや腫れ、熱を軽減します。 さらに、プロポリスには鎮静作用もありますので、患部の痛みを和らげます。

プロポリスは天然の抗生物質

プロポリスがやけどに効果的な理由は抗炎症作用だけでなく、その抗菌作用・抗ウイルス作用にもあります。 そもそも、プロポリスの主成分はミツバチ自身の分泌液とミツバチが集めてきた植物です。

植物は傷つけられると傷口を守るために樹脂を分泌します。 さらに傷口から病原性の微生物が入り込まないように抗菌力を働かせます。

ミツバチは植物が持つ強い抗菌作用を利用し、自身の巣をあらゆる細菌やウイルスから守るために、植物の樹脂と自身の分泌液を混ぜてプロポリスを作りました。 この抗菌力の強さから、プロポリスは天然の抗生物質とも呼ばれています。

プロポリスが持つ抗菌作用は古代から注目されており、古代エジプトでは切り傷、感染症の治療薬として使用されていました。

また、プロポリスはミイラの防腐剤としても使用されていました。 プロポリスで覆われたミイラは腐敗せずに無菌状態が保たれていたそうです。

病院では、皮膚のやけどを負ったら、患部をしっかり冷却した後、抗生物質を処方されます。 やけどの度合いにもよりますが、やけどを負った皮膚から細菌やウイルスが侵入してしまうと感染症を引き起こす可能性があるからです。

プロポリスは天然の抗生物質といわれるほど高い抗菌作用がありますので、あらゆる細菌やウイルス感染を防ぎます。 ステロイドを含む抗生物質は痛みや赤みに対して即効性があるものの、患部の免疫力を低下させたり、副作用が生じたりなどのリスクが高くなります。 その点、プロポリスは天然成分なのでステロイドが含んでいない分、肌に優しいのも大きなメリットです。

プロポリスでやけどの回復を促すには、プロポリスが含まれた軟膏タイプがおすすめです。 ほかにも、ワセリンや馬油などに液体タイプのプロポリスを数滴垂らして使用するのも良いでしょう。

やけどはやけどを負った後の適切な処置によって痕残りが変わりますので、プロポリスでやけどの早期回復を促し、元の皮膚に戻しましょう。

【参考】
プロポリスは火傷に効く?
http://www.pcb.jp/yakedo.html