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プロポリスの様々な抽出法

プロポリスの様々な抽出法の特徴

プロポリスは樹木の新芽や樹脂、ミツバチの唾液やミツロウが混ざり合った化合物です。 抽出前のプロポリスは黒い塊のような状態で、そのままではとても口にすることは出来ません。

それを、あらゆる抽出法によってプロポリスのエキスを抽出し、液体にしたり、ソフトカプセルに詰めたり、キャンディやうがい薬にしたりして私たちが摂りやすいように加工しているのです。

プロポリスエキスの抽出法はいくつかありますが、主にアルコール抽出法、水抽出法、超臨界抽出法があります。 今回はそれら3つの抽出法の特徴をご紹介します。

アルコール抽出法

アルコール抽出法はプロポリスのエキスを抽出する最もポピュラーな方法です。 プロポリスの塊はおよそ80%がワックスやロウから出来ていますので、そこから有用成分を溶かし、取り出すためにはアルコールが適しているのです。

また、プロポリスの有用成分の一つであるフラボノイドは水に溶けにくい性質をもっていますので、アルコールで抽出することでフラボノイドをしっかりと取り出すことができます。

ほかにも、アルコールは抗菌・抗殺菌作用がありますので、人工添加物や防腐剤を使わなくても大丈夫なことから、より自然な状態でプロポリスをつくることが出来るのです。

ただし、アルコールで抽出すると製品になってもアルコール成分が残っている可能性もありますので、アレルギーなどがある方は注意が必要です。

水抽出法

水抽出法はアルコールの代わりに純粋な水を使用してプロポリスを抽出する方法です。 上記でも述べたようにプロポリスの塊のおよそ80%はワックスやロウなどできているため、アルコール抽出に比べて抽出される有用成分は少ないのですが、水で抽出することによって得られる成分もあります。

ただし、主成分であるフラボノイドは脂溶性のため、水抽出では上手く抽出することができないという大きなデメリットがあります。 水抽出はプロポリスの抽出法の中での評価は低いですが、プロポリス独特のにおいや刺激が柔らかいので摂りやすいというメリットもあります。

アルコール抽出や超臨界抽出のように成分を多く抽出できるとその分プロポリス特有のにおいや、刺激、ヤニが多く含まれますので、初めてプロポリスを摂る方には試しづらく継続しにくいのです。 水抽出したプロポリスは初心者の方にも試しやすいというメリットがあります。

超臨界抽出

超臨界抽出は二酸化炭素を超臨界状態にしてプロポリスの成分を抽出する方法です 超臨界とは、気体でも液体でもない、圧力と温度が臨界点を越えた状態のことをいいます。

超臨界抽出法は無酸素状態で行われるので、プロポリスの栄養成分が酸化することなく抽出出来ることから、より新鮮な状態でプロポリスの栄養素を抽出できるのも超臨界抽出法の魅力です。 さらに超臨界抽出法でプロポリスを抽出すると、ジテルペンという抗がん作用のある成分が豊富に抽出されるのもメリットです。

今回は3つの抽出法をご紹介しましたが、どのような抽出法であってもプロポリスの含有成分に関しては変わりません。 しかし、有効成分の含有量や味、においなどに違いが出ますので、自分の継続しやすいものを選ぶことが大切です。

【参考】
プロポリスの抽出方法
http://www.canev.org/proextraction.html
プロポリスの効果的な抽出方法
https://www.bilingualmarketing.com/Extraction.html

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